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 いきなり「ちゃあ、しばきに行こかー」という言葉が目に入り、驚いた方も多いのではないでしょうか。でも決して怖い世界に迷い込んだわけではありませんのでご安心を。この言葉、大阪では「お茶でも飲みに行きましょうか」とか「ちょっと休憩しようか」といった意味で使います。つまり「ちょっと一息」「コーヒータイム」のためのページだよー!ということです。
 最近ブログがにぎわっていて、誰でも自由なページが簡単に作れるという話ですが、いまだにブログがよくわからない私としましては、格好はあまり良くはないけれど思うままに文章が書けるページを持ちたかったわけです。あくまで私個人の趣味の範囲ですので、更新も何もかも不定期、突然やめることも十分考えられます。それでも偶然このページに迷い込んだ方にとって、まさに「ちょっと一息」「コーヒータイム」(コーヒーは自分で入れてね)になればうれしいですね。
                     ※併設「がんばる門真人(かどまびと)」もよろしくね!
【No.18】 運動会と「世界に一つだけの花」(後編)             2009/4/26
 今回はいよいよ『後編』。首を長くして待っていた愛読者の皆さま、お待たせしました!そう盛り上がる予定だったのですが・・この4ヶ月以上もの間「早く読みたい!」というリクエストもなく(涙)、結局ずるずると更新しない状況が続きました。スミマセン。。

 まあいつものことですので、気を取り直してまいりましょう!

 さて前回、『順位をつけない運動会』についてお話しました。
 大人たちの独りよがりな「平等主義」「過保護」のお陰で運動会が盛り上がらない。ましてや子供達の将来のことを考えると本当にそれで大丈夫なのか?・・というお話でした。思い出してもらえたでしょうか。

 今回もそのテーマに関連したお話で、とりあげるのは誰もが知っているあの歌!
 『世界に一つだけの花』って皆さんご存知ですよね。槙原さんが作った曲で、SMAPが歌って大ヒットしたあの歌です。
 この曲の歌詞なんですが、皆さんはじっくり見たことはありますか?私はこれまで何となく耳で聞き流していただけで、真剣に歌詞の意味を考えたことなかったんです。メロディーと「世界に一つだけ・・」というフレーズだけで、「いい曲だなあ」って思ってました。たぶん世間でもそういう人が多いと思います。

 でも最近、ふとしたことから歌詞をきちんと読んでみたんですね。そして思ったんです。『順位をつけない運動会』とまったく一緒だ!って。

 代表的な歌詞の部分ですが、

 「それなのに 僕ら人間は
  どうしてこうも比べたがる?
  一人一人違うのに その中で
  一番になりたがる?」

 「No.1にならなくても いい
  もともと特別な Only one」

 どうですか?この歌詞を見ていると、「一番にこだわる必要はない」「比べたいから順位をつける」「順位なんかつけなくてもいいじゃないか」と言っているように私は思えてきます。

 皆さんは「一番になりたい!」って思ったことはありませんか?
この曲の歌詞を見ていると、「一番になりたい!」と胸を張って言い出しにくくなりますが・・私の場合、一番になりたいと思うことが結構あります。この歌詞から想像すると、人としてのレベルが低いのかも・・と思ったりもしますよね。
 でも、何と言われようが「一番になりたい!」「一番がいい!!」私の心はそう叫んでいます。ただし、実際は一番になるよりもなれない方が断然多いんですよね。それが現実です。

 さてここからが大事なところです。たとえ結果として一番になれなかったとしても、一番になるための努力は忘れてはいけません。この曲の危ういところは、「No.1にならなくてもいい」と言って努力をしない、始めから諦めてしまう・・これはまさに『順位をつけない運動会』状態です。皆さんはどう思われますか?

 まあいろいろ勝手なことを書いてきましたが、上の歌詞については人それぞれ解釈の仕方があるでしょう。私もこれが100%正論だとは思っていません。でも!でも、ですよ!次のフレーズをご覧になって下さい。

 「花屋の店先に並んだ
  いろんな花を見ていた
  人それぞれ 好みはあるけれど
  どれもみんな きれいだね
  この中で誰が一番だなんて
  争うこともしないで    ←※
  バケツの中 誇らしげに
  しゃんと胸を張っている」

 この歌詞を普通に解釈すると −私たち人間は「比べたがる」「一番になりたがる」。でも花の世界ではそんなことはない。花は皆自信に満ちあふれていて争いなんてない。素晴らしい!− たぶん作者はこう言いたいのだと思います。

 本当にそうでしょうか?
 花は争ったりしないんでしょうか?
 花は一番を目指していないのでしょうか?

 私はそうは思いません。って言うか・・この歌詞は何か変、間違っています。
 花の世界は、それこそ人間以上に厳しい世界です。花があれ程きれいに咲き誇るのは、子孫を残すために他なりません。厳しい生存競争に勝つために、どの花よりもきれいに見せる必要があるわけです。
 わかりますか?つまり、種(子孫)をたくさん残したものが勝ち!一番なんです!

 「どれもみんなきれい」「争うこともしない」「しゃんと胸を張っている」というのは、作者がそう思っているだけで、センチメンタルな目線で花を人に重ねただけだと思います。
 槙原さんには何の恨みもありませんが、結局この曲、私には「一番になれない人」への慰めの曲にしか聞こえないんですよ。(唄っているのがアイドルNo.1だから・・なおさら)

 『順位をつけない運動会』でこの曲が流れることもよくありますね。
 あー、ホント、子供たちは大丈夫なのかなあ〜・・と、心配になるのは私だけでしょうか。

上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.18の記事についてとお書き下さい)
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【No.17】 運動会と「世界に一つだけの花」(前編)             2008/12/9
 寒くなってきましたね。季節はいよいよ冬本番に突入したようで。

 しかし話題は秋に逆戻り。秋と言えば、運動会!
 いまさら・・という声が聞こえてきそうですが、このコーナーではよくある、話題の「先取り」ならぬ「後戻り」ということでお付き合い下さい。

 お子様(小学生)をお持ちの方に聞きたいのですが、小学校の運動会は順位をつける運動会ですか?それとも順位をつけない運動会ですか?

 私の子供が通う小学校では、入学したときからすでに順位をつけない運動会でした。徒競走では、もちろん誰が一番にテープを切ったかということはわかりますが、ゴールしたあとは「はい、お疲れさん」みたいな感じで皆一緒の所に並んで座ります。昔なら1着、2着・・・という旗がたっている場所に座って、自分は1着だったんだという満足感にしばらく浸ることができましたが・・。
 紅白に分かれて行なう団体競技は「勝ち負け」がありますが、それも種目ごとに決めるだけ。総合得点での勝負はありません。
 いずれにしても順位をつけない、勝負にこだわらない、ということで、盛り上がりに欠けるのが今の運動会なのです。

 「どうして順位をつけない?」という疑問がすごくあるのですが、学校の先生に質問する機会もなく今日まで至っています。ネットでも調べてみたのですが、このような運動会は全国的に増えてきているようです。

順位をつけない理由を推察すると
・スポーツが苦手な子を守るため
 つまり「走るのが遅いからダメな子」「勉強ができないのはダメな子」のような
 まわりの偏見や差別から守る
・一貫した平等主義の現われ
 事あるごとに「差別」「不公平」を問題にする保護者等の追求を逃れるため
たぶんこのような背景があるのではないでしょうか。

 しかし、こんな無菌室状態で育てられた子供達の将来は本当に大丈夫なのでしょうか?高校や大学受験はもちろんのこと、社会に出ればいやでも競争の世界で生きていかなければなりません。どんな仕事に就いても・・何をするにも、いい意味でも悪い意味でも順位(点数)をつけられる。それが今の現実です。

 世間ではそんな競争社会が悪いんだ・・という考え方もあるようですが、だからといって義務教育期間だけ皆平等にすることにどれ程の意義があるのでしょう。それに私の個人的な考えですが、今の社会は一概に悪いとは言えないと思っています。

 人間はストレスがないと生きてはいけない動物だといわれています。ストレスには悪いイメージがありますが、実は「いいストレス」もあるのです。
 例えば、高校や大学に進学するとき、より上位の進学校を目指して受験勉強する場合。合格するまでは、遊びの時間を削って勉強するという「禁欲生活」を送るわけです。そんなストレス満杯の日々の先に「合格」という目標があり、その目標が達せられたとき言葉では表せない幸福感、満足感に浸ることができます。
 こんなドキドキ・ハラハラの後の「パーッ!」とはじける感覚が「いいストレス」という
わけです。

 さて、話を元に戻しますが、今の順位をつけない運動会でこのような幸福感、満足感を得ることができるのでしょうか?

 私の息子は、小学校の運動会より地区運動会の方が好きです。その理由は、地区運動会は1着から3着まで賞品がもらえるから・・何と単純な!
 でもよく考えてみて下さい。我々大人だってそうでしょ。 ご褒美があるから頑張る! 頑張った結果、ご褒美がもらえたらうれしい!また今度も頑張る!!
 でしょ!!!

 えっ?「賞品をもらえない子はどうするのか・・ですか?」いかにも一部の識者が思い付きそうな質問ですね。そんなアホな質問する人がいたらこう言ってやりましょう。
 「志望校に合格できない子はどうするのか」
 「就職先が決まらない人はどうするのか」
 「好きな異性に相手にされなかったらどうするのか」・・・と。


                     (後編)につづく

上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.17の記事についてとお書き下さい)
【No.16】 門真を歩こう!探検隊                        2008/9/21
 この8月に門真市内を歩いてまわりました。5日間かけて総歩行距離は40.7km。
 仕事柄一度は市内をくまなく歩いてみたいという願望が以前からありましたが、なかなか実行に移せないでいました。じゃあどうして今、しかもクソ暑い8月にわざわざ・・ということですが、実は子供の自由研究に便乗させてもらってやっと実現したというわけです。

 自由研究っていっても、親のやりたいことを子供に押し付けるのはご法度!やはり子供の自主性を尊重しなければなりません。研究テーマが「門真を歩こう」になった理由なんですが、ちょっとした伏線があったんです。

 去年の夏休みまでですが、うちの子はスタンプラリーに参加していました。大阪府の小学校では、「おおさかキッズパスポート」という手帳を入学時に学校から渡されます。そこには協力施設が100余りも紹介されていて、その施設でスタンプを押して集めるとオリジナルシールがもらえるという仕組みです。
 施設の中にはハイキングコースを歩くコースがあったりして、結構うちの子は気に入ってたみたいなんですね。今年の夏休みも参加する予定だったのですが、春頃にキッズパスポートが突然廃止になってしまったんです(理由はわかりません)。それで今年の夏休みはどうしようと考えているうちに、それなら代わりに門真を歩いてみようかという話になったわけです。

 門真は、最長の幅が東西5km、南北4km、総面積約12kuの大阪の中でも非常に狭い市です。そんな知識もありましたので、歩いても大したことはないと思っていたのですが、実際歩いてみると・・結構広い!町の数も全部で71もありますし、それをすべて歩いてみると知らない町の多いこと!
 倉庫や会社ばかりの町もあれば、住宅ばかりの町もあったりで、その町の特性がはっきりと分かれているのが面白かったですね。特に圧巻は門真市門真や松生町で、町全体が松下電器の本社や工場でした。それから市内のいたるところにコンビニがあって、飲み物などを調達するのに大変便利でしたね。まさにコンビニです(笑)。

 最後にまとめた成果の写真を公開します。門真全体の地図は、各町の地図をA4コピー用紙に印刷し、張り合わせたものです。全部で80枚はあったと思います。



上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.16の記事についてとお書き下さい)
 過去の記事 【No.11〜No.15 〉〉


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