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過去の記事のページ【No.1〜No.5】
【No.5】 新1年生に驚きの連続です                      2006/5/10
 今年の4月から息子が小学校に通い始めました。新品のランドセルに黄色い帽子というお決まりのスタイルも、わが子となると本当にかわいらしく、目を細めて見ている自分はやっぱり親バカなのでしょう。
 幼稚園でも先生や親の言うことを素直に聞ける真面目な良い子・・・うちの息子はそういうタイプの男の子です。今まで特に何の問題もなかった、そんな息子に4月から思いっきり驚かされることになろうとは・・・。

 小学校に通い始めてから二週間くらい経ったある日のこと。学校から帰った息子がおばあちゃんと遊んでいる最中、突然いなくなったのです。おばあちゃんに「鍵をかけておいて」と言って外に出たままいなくなったのですが、おばあちゃんは息子が庭で遊んでいる(今までにもよくあったこと)とばかり思っていたようです。おばあちゃんが少しして外を見てみると息子の影も形もありません。
 もうそれからは大騒ぎ。家の中から庭や敷地内の隅から隅まで、何度も何度も探しましたが見つかりません。息子は今までにも勝手にどこかへ行くということは一度もありませんでした。おばあちゃんの「警察に連絡したほうが」という声を聞きながら、私も「もしかしたら・・・」という最悪の展開が頭に何度も浮かんできました。
 どのくらい時間が経ったでしょう。妻が近所の友達の家を片っ端から探し回り、そしてやっと息子を見つけたとの電話連絡。その時はさすがに力が抜けてしまいました。突然わが子がいなくなった・・世の中には本当にそんな体験をされた人がたくさんいらっしゃいます。時間にすると1時間もなかったと思いますが、そのようなご家族の想いが痛いほどわかったような気がします。

 当然のことですが、「どうして黙って外に行ったのか」と息子に聞いてみました。すると息子は「一人で散歩がしたくなったから」と言うではありませんか。つまり、私たちが一番可能性が低いと思っていたことが起こったのです。本当に驚きました。
 一人で出かけるなんてなかった(できなかった)気の弱い息子に、突然「一人でもできるんだ」という勇気と冒険心が芽生えたのでしょう。でも黙って出かけてしまったのは、やはりまだ6歳なんですよね。

 自立心が芽生えてきたことは喜ばしいことです。子供の成長を素直に喜びたいと思っています。でも幼さも同居しているのがこの年齢です。ちょっぴり心配ではありますが、できればあまり過保護にならずに見守ってあげたい・・そう願ってはいるものの、誘拐・傷害事件など、世間には子供達を標的にする悪い大人がいるのも事実です。(大阪府警安まちメール
 「自分が子供の頃はもっと安全だったなあ」と、「昔は良かった」を連発する私はもう時代遅れなのでしょうか。こんな私の想いとは関係なく子供は成長していきます。これからはもっとたくさん、もっと衝撃的に驚かされるかもしれません。「こんなのが続くと身がもたないよ」。ハラハラ・ドキドキの日々はいつまで続くことやら・・・です。

※5月の連休中に、息子が4針ぬうケガをして救急車に乗りました。
  私なんか未だに「麻酔」「ぬう」「救急車」のどれも経験したことがありません。
  息子にすべて先を越されて、またまた超驚いています。
  (こんなこと親より先に経験しなくてもいいのにね。やれやれ・・・)

上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.5の記事についてとお書き下さい)
【No.4】 「大きな古時計」は何故とまったのか                2006/1/30
 皆さんお久しぶりです。2〜3ヶ月に1回という超スローなペースでの更新となっていますが、どうか忘れずたまには覗きに来てくださいね。

 さて今回は、2〜3年ほど前に平井堅(ひらいけん)さんがカバーしてヒットした「大きな古時計」についての話題です。この曲の原曲は、1876年にアメリカのヘンリー.クレイ.ワークによって作られたものを作詞家の保富康午さんが訳詞し、日本では童謡として広く歌われてきました。
 本当にいい曲で私も子供の頃よく歌っていました。そして歌いながら不思議に思っていたことがあります。この曲の中でも歌われているように、おじいさんが死んだあとこの時計も止まってしまいますが、一体なぜ動かなくなってしまったのか?子供の頃疑問に思っていたものの、誰かに尋ねることもなくその後はずっと忘れていました。ところが、平井堅さんが歌ったことで再びその疑問がよみがえることに・・。

 最近ふと思ったのですが、この曲が作られた頃の時計ってゼンマイ仕掛けですよね。もしかしたらネジを巻く人(おじいさん)がいなくなったから?だから時計が動かなくなったのかな。非常に単純ですが、「そう考えてもおかしくないな」なんて考え始めたんですよね。 このことを家族に話したところ、「えーっ!」「お父さんは夢がない」と非難されてしまいました。なにもそんな風に言わなくてもいいだろうに・・・。
 それじゃあ、ちゃんと調べてみようじゃないの。という訳で例のごとくネットでせっせと調べてみました、はい。

 さて、調べてみると結構みなさん「大きな古時計」について書き込みされていますね。そして私と同じように考えている人が、いました!「そら見ろ、やっぱりそうじゃないか」と喜んではみたものの、この意見は若干一名の少数派。一番多かったのは、 ヘンリー・クレイ・ワークがこの曲を作るきっかけとなった、あるエピソードについての書き込みでした。そのエピソードとは・・・
 ヘンリーは、1874年イギリスのダーラム州ピアスブリッジにあるジョージ・ホテルに泊まりました。その際、動いてもいない古びたロングケースクロックがなぜそのホテルにおいてあるか主人に尋ねました。すると、その主人はあるエピソードを語り始めました。『ジョージ・ホテルはジェンキンズという兄弟が所有していました。ジョージ・ホテルのロビーにはジェンキンズ兄弟のお兄さんが生まれた日に購入された木製の時計が置かれていました。その時計は時間がずれたりすることはなく、1年中正確な時を刻み続けていました。ある日弟が病で死に、その時計が遅れ始めます。その一年以上後、今度は兄が亡くなります。彼の死を聞きロビーに集まった友人達はビックリ、その時計は彼の死の瞬間の時刻を指し、振り子も全く動いていなかったのです。それから次のホテルのオーナーが何回も時計の修理を試みましたが、失敗に終わっています。』
 「大きな古時計」はヘンリーがこの話をもとにして作ったとされているようです。

 ふーん、そうだったのか。ということはネジを巻く人がいなくなったからではないんだ。それにしても、何回も修理をしても動かなかったというのは不思議ですね。これじゃあ、疑問を解消するどころか更に疑問が深まる結果となってしまうじゃありませんか。
 それでは納得できない私は、しばらくネットでいろいろと調べ続けました。そしてあるサイトで、原曲を日本語に直訳したものが紹介されているのが目にとまりました。その歌詞を以下にそのまま引用します。これを読んでいるうちになぜか私は、「時計が止まった理由はわからなくてもいいのかな」という気持ちになっていたのでした。

1. おじいさんの時計は大きすぎて棚には置けない
   だから90年間床に置いてあった。
   おじいさんよりずっと背が高いけど
   同じくらいの重さの時計だ。
   おじいさんが生まれた日の朝に買われて
   いつも彼の宝物だった。
   けれどおじいさんが死んだ時、時計も止まり、動かなくなってしまった。
 ※90年間とまらずに チクタク チクタク
   人生の一秒一秒を数えて チクタク チクタク
   おじいさんが死んだ時、時計も止まり、動かなくなってしまった。

2. 振り子が揺れるのを見ながら
   おじいさんは長い子供時代を過ごした。
   子供の頃も大人になってからも、時計は彼の喜びや悲しみを知り、
   わかちあっていたように見える。
   彼が美しい花嫁を連れてドアをくぐった時
   時計は24回鳴った。
   けれどおじいさんが死んだ時、時計も止まり、動かなくなってしまった。
   (※くりかえし)

3. おじいさんはこんなに誠実な召使いはいないと言っていた。
   時計は1秒も無駄にしないし、
   毎週ねじをまいてもらうこと以外は
   余計な望みをもたないから。
   不機嫌な顔をすることもなく、手を休めることもなく、
   自分の場所を守っているから。
   けれどおじいさんが死んだ時、時計も止まり、動かなくなってしまった。
   (※くりかえし)

4. 夜おじいさんが死んだ時、時計が鳴った。
   何年もずっと鳴らなかったのに。
   私達はおじいさんとお別れの時が来て、
   彼の魂が昇っていくのを知った。
   柔らかく抑えた音で時計は時を刻み続け、
   私たちは静かにおじいさんのもとに立っていた。
   けれどおじいさんが死んだ時、時計も止まり、動かなくなってしまった。
   (※くりかえし)


 引用:きょういくてれびのたまてばこ:「大きな古時計」−おじいさんは本当に死んだのか−−

上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.4の記事についてとお書き下さい)
【No.3】 勇気ってなあに?                            2005/11/8
 みなさんは魔法戦隊マジレンジャーをご存知ですか?日曜日の朝7時30分からある民放で放映しているシリーズもので、20年か30年前に始まったゴレンジャーシリーズの最新版です。ちなみに前作は特捜戦隊デカレンジャーでした。幼稚園から小学校低学年のお子さんのいらっしゃるご家庭ならご覧になっている人も多いと思いますが、それ以外の人にとってはかなりローカルな話題になってしまい申し訳ありません。
 まったく知らないという人のために簡単にストーリーを説明します。この話の地球では「天上界」「地上界」「地底界」の3つの世界があり、地底界の冥獣たちが地上界侵略を企てています。そんな中、主人公である地上界の5人兄弟・姉妹(マジレンジャー)が天空界の助けを借りながら魔法使いとなって、地底界の侵略から地上界を守るというお話です。この話の中で毎回出てくるのが「勇気」。勇気がなければマジレンジャーに変身もできないし魔法(攻撃技)も使えません。また新たな魔法を与えてくれるのも勇気です。勇気が悪を滅ぼし、地上界(私たち人間の世界)に平和をもたらす・・つまり「勇気」がこのストーリーの最大のテーマというわけです。敵の魔導騎士が実の父親だったり、死んだはずの母親が生きていたりと、ストーリー展開もなかなか面白く作られていて子供より親のほうがハマッているという家庭も結構多いのではないでしょうか。(詳しいストーリーは魔法戦隊マジレンジャーのHPでご覧下さい)

 どんな苦境も最後は勇気(一種の気合とも思える)で蹴散らしていく。そこには「勧善懲悪」の精神があり、正義の戦士たちの戦いっぷりは私たちを爽快な気持ちにさせてくれます。ただしこれは私たち大人が感じる気持ちであり、子供たちも大人と同じように感じているかどうかはわかりません。私の長男(5歳)の場合ですが、彼がマジレンジャーに惹かれる一番の理由は「強さ」であり「かっこよさ」だと分析しています。なぜなら、戦うシーン以外にはあまり興味を示さないからです。まあこれも子供の理解力からすれば当然のことかもしれません。私が小学生の頃、学校ではスポーツや勉強ができることがスゴイことであり、男の子はかっこよくて力が強いこと、女の子はかわいくて活発(オテンバ)なことが一種のステータスシンボルでした。子供たちの世界ではスポーツや勉強が「できるか、できないか」、喧嘩が「強いか、弱いか」、見た目が「かっこいいか、悪いか」といったことが自分以外の人間を知る重要な情報になっていて、たぶんそれは昔も今も変わっていないのではないでしょうか。
 この番組のテーマである「勇気」も子供たちにとってはマジレンジャーに見る「強さ」や「かっこよさ」でしかなく、「勧善懲悪」の精神とは無関係のものだと私は考えます。つまり子供たちの世界では勇気は正義だけのものでなくてもいいわけです。マジレンジャーで言えば、敵の魔導騎士や魔導神官が強ければそちらに心が惹かれます。私も昔はウルトラマンより強い怪獣が登場するとワクワクしました。学校でも強いものは一目置かれ、弱いものはバカにされたものです。一方、大人の世界でも同じことがいえます。やくざな人々の価値観は「罪を犯して何ぼ」の世界です。よく刑期を終えた人を「お勤めご苦労様でした」と出迎えるシーンがあります。この世界では罪を犯すことが一種のステータスシンボルであり、「罪や罰を恐れないこと」が勇気の証と認められているわけです。

 勇気という言葉の意味を辞書で調べてみると「物事を恐れない強い心」「いさましい意気」と載っています。その意味からおわかりいただけるように勇気は「勧善懲悪」の精神とは無関係です。つまり勇気は正義にも悪にも使えるということです。子供たちの世界で「いじめ」がなくならない、他人を平気で傷つけたり命まで奪うこともあるのは、たぶん正義の勇気と悪の勇気の区別がつかない子供たちが多いからではないでしょうか。「弱いものいじめは卑怯な人間のすること」と私たちは教わりました。強いもの(勇気あるもの)が弱いものをいじめることは「かっこ悪い」ことだったのです。まして他人を傷つけたりすることは勇気とは似ても似つかぬものでした。
 弱いものを守るのも勇気、他人を決して傷つけないのも勇気です。今の子供たちがこれからいろんな経験を積んで正義の勇気を身につけることができるよう、私たち大人もマジレンジャーに負けないくらい熱く戦い続けなければ・・・日曜日の朝7時30分は私たち親子が勇気についてお勉強する時間なのです。
上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.3の記事についてとお書き下さい)
【No.2】 赤ちゃん紹介ページを作った理由                   2005/8/30
 病院(産婦人科)などのホームページでよく見かけるのが「赤ちゃん紹介」のコーナーです。親御さんにとっては何よりの宝の誕生ですので、ああやって病院のホームページに載せてもらうのもよい記念になることでしょう。ただ悲しいかな病院のサイトは病院を探している人しか訪れません。せっかくインターネットで公開するんだから、もっとたくさんの人に見てもらいましょうよ・・・ということで始めたのがNF紹介です。

 私にも子どもが一人いて、その子が無事生まれたときの感動は今でも忘れられません。でも世の中には、子どもが欲しくてもなかなかできない人(不妊症)が10人に1人はいると言われています。実は私たち夫婦も子どもができにくく、不妊治療のため3年間も病院通いを続けたという経験があります。ですから不妊症と診断を受けた人達の心情や苦労は痛いほどわかります。
 不妊症にもいろいろと原因があるようですが、ほとんどの場合その治療法が確立されていますので、心当たりのある人は、まずきちんと夫婦揃って検査を受けることをお勧めします。つまり原因さえわかれば「治療→妊娠」が高い確率で期待できるということです。ただし、何の問題も発見できない(原因がわからない)患者も全体の2割程度はいます。私たち夫婦もその2割に入っていましたので、具体的な治療の方法がなく、最後は体外受精を考えるほど追い詰められた状態でした。神頼みが効いたのかもしれませんが、直前に妻の妊娠が発覚。その時は飛び跳ねて喜びました。

 妻が妊娠してからも出産までに2度入院するなど、まさに薄氷を踏む思いでようやく授かったわが子ですが、本当に大変なのは生まれてからなんですよね。子どもの躾や教育、病気についての考え方、子どもの食事などなど・・・。家族との意見の衝突などもあって、いろいろ悩むことも多くなりました。皆さんはどうでしょうか?子どものいる家庭ならどこも同じ悩みを抱えているに違いない。NF紹介コーナーは赤ちゃん紹介がメインのページですが、欲を言えば単なる赤ちゃん紹介だけではなく「子どもを育てる」「親も育てる」ページになるように、みんなでそういうものを作っていける畑になれば・・・なんて理想をこっそり持っていたりもするんです。
上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.2の記事についてとお書き下さい)
【No.1】 16年間で身に付いたものは・・・                    2005/8/3
 私にはいろいろと経歴がありまして、このサイトを運営する前は国家公務員をしていました。長引く不況が追い風となり、今や公務員といえば「憧れの職業」ですね。仕事を辞めたとき、多くの人から「なんで?」と執拗に聞かれました。確かに今の時代は憧れの職業ですが、私が就職したころは民間企業への就職の方が人気は高かったと思います。バブルよりも前の時代ですから。(歳がばれてしまいますね)
 そんな時代に、一度民間企業に就職したあと公務員に転職したわけです。理由は「もっと多くの人の役に立ちたい」と思ったから。あの頃はやっぱり若かったんですねえ。一度思ったら実行あるのみですよ。そのあと結局16年間公務員を勤めさせていただきました。で、当初の目標は達成できたのかというと、今こうしていることからもお分かりのように結局はダメでしたね。「人の役に立っている」という実感は最後まで持てませんでした。

 そんな公務員時代の16年間の経験を生かして・・・なんて考えてもみましたが、何しろ特殊な仕事でしたから他への潰しがまったく利かないんです。それじゃこの16年間は一体何をしてきたの?16年間で得られたものは何もないの?と真剣に自問自答すること数分。あった、あった。一つだけありました。国家公務員だからこそ身に付いた技術。それはなんと引越!
 国家公務員は俗に言う「転勤族」で、2〜3年ごとに転勤があります。私も6回の引越を経験しました。あと同僚の引越のお手伝いもかなりしましたので、正確には10回以上ということになります。引越なんて業者に全部任せればいいでしょと思っている方も多いと思いますが、引越でかかった費用が全部もらえるわけではないので、いつも業者の一番安いプランを選択していました。(それでもいつも赤字でしたけどね)
引越の経験のない方もいるかもしれませんので一応説明しますと、一番安いプランでは業者は荷物の運搬だけを行ないます。ですから、荷造りと引越先での開梱はすべて自分でやらなければならないということです。そのおかげ?で荷造りはプロ級の腕前になってしまいました。荷造りをきちんとやるかやらないかはあとの運搬の作業にも影響するということで、引越作業の中でも一番大切で面倒な作業です。そんな作業も回数を重ねるごとに上達して、最後の引越の時には、業者の方から「ご主人、完璧ですよ」とお褒めの言葉をいただくまでになりました。

 仕事では生かせるものはありませんでしたが、意外なところで役に立つ技術が身に付くものだと我ながら感心しています。もう少し若くて体力があれば引越業界で活躍していたかもしれないな・・・なんて、想像が尽きることはありません。
上記についてのご意見・ご感想は住人問路な掲示板まで(No.1の記事についてとお書き下さい)


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